ITインフラエンジニアの業務内容と求められるスキル
DXやIoTなどのデジタル化が進む一方で、サーバやネットワーク、セキュリティなどのITインフラの整備も求められています。
ITインフラを提供するITインフラエンジニアはどのような業務を行っているのでしょうか。
本コラムでは、ITインフラエンジニアの業務内容を紹介していきます。
ITインフラエンジニアとは
ITインフラとは、ITシステムを動作させるためのインフラストラクチャー(基盤)のことです。ITインフラは以下のような要素で構成されます。
ITインフラエンジニアは
・サーバーエンジニア
・ネットワークエンジニア
・セキュリティエンジニア
のように専門分野によって呼び方が変わることがあります。
ITインフラエンジニアの業務内容
ITインフラエンジニアの主な業務内容は、
1. 要件定義
2. 設計(基本/詳細)
3. 構築
4. 検証
5. 導入
6. 保守
の6つに分けられます。
それぞれの業務内容は、別記事で紹介していきますので、合わせてご覧ください。
ITインフラエンジニアの魅力
ITインフラエンジニアの魅力は、社会インフラとしての基盤を支えている点です。目に見えない業務が多いですが、多くの人が利用している通信に関わります。
もし、普段の生活でインターネットが使えなくなったら、どうなるでしょうか。普段の生活だけではなく、物流や交通網などが正常に機能しないため、当たり前と感じていたサービスが受けられません。
このような世界中の人々が快適に利用できるように業務を行っているのが、ITインフラエンジニアで、そこに魅力があります。
ITインフラエンジニアに必要な知識やスキル
ITインフラエンジニアとして働くためには、専門的な知識に加えてプロジェクトを成功に導くために様々なスキルが必要となります。
TCP/IP全般の基礎知識
ITインフラに携わるため、通信の基礎となるTCP/IP全般の知識は必須となります。
サーバやネットワーク、セキュリティといったどの分野にも関連しますし、設計・構築・検証・運用フェーズでのトラブルシューティングなどあらゆる工程で必要な知識です。
自発的に行動するスキル
ITインフラエンジニアは顧客より提供された顧客環境や要件の情報に基づいて設計などの業務を行いますが、その情報は表面的だったり断片的だったりすることがあります。そうした情報をつなぎ合わせて欠けた部分を推測したり、掘り下げてゆくことでプロジェクト進行上の課題を事前に明らかにすることができます。自ら考え、行動することは非常に重要なスキルと言えます。
コミュニケーションスキル
ITインフラは構成要素が多く複数のシステムが関連しながら運用されている場合が多いため、新規構築や更新のプロジェクトを進めるためには顧客とコミュニケーションを取り、ヒアリングを行って仕事を進める必要があります。
細かい設定など、顧客もわからない部分も出てきます。場合によっては顧客に資料提供や環境の調査を依頼する必要があり、そのときは納得してもらえるような説明が必要です。 このようにITインフラエンジニアにはコミュニケーションスキルも求められます。
ITインフラのことならYLPにご相談下さい。
ネットワークやサーバなどのITインフラはITインフラエンジニアによって支えられています。そのため、新しいことを行う際には、ITインフラの整備が必要なことも多く、ITインフラエンジニアの出番も多くなります。
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